Let’s Play VWs Vol.49

Let's Play VWs Vol.49

 

Let’s Play VWs Vol.49が発売になってます。

今回はVintage Specialということで、マニアックなヲタク臭プンプンの濃密さ。

別にVintageキライなわけじゃないんだけど、基本的には陽気なカスタムの方が見ていてテンションは上がるかな(笑)

 

で、今回は付録にKdFの復刻カタログが。

なーんか、重いよね、いろいろと。

クルマのカタログ見てるってよりは、歴史の資料集見てる感じ。

VWを語るルーツにヒトラーや第二次世界大戦が避けて通れないってのは空冷VWフリークならご存知の通りで、もちろんそれ自体に目をつぶるってことはないんだけど、起こった現実を考えると、VWが生まれたのはヒトラーのおかげ!とポジティブな気持ちばかりでは受け止められないってのも事実だったりします。

カタログのモノクロ写真や使われているフォントなど、21世紀の視点で見るとすごーく重苦しい雰囲気が漂ってきます。

しかし、1938年当時に想いを馳せると当時はこれがとっても夢に溢れたカタログでもあったわけで、高嶺の花だった素晴らしい性能を持ったクルマを庶民が手に入れられるなんてまるで夢のよう。少し昔の日本で例えれば冷蔵庫や洗濯機、テレビなどが一般家庭に普及し始め、次々と新しい製品が作り出されて世の中が便利になっていくような、そんなワクワクがあったことでしょう。

結果的には大戦勃発によりキラキラした夢だったKdFは国民の手に渡ることはなく、その後は多くの犠牲を払って敗戦という悲しい歴史を辿るわけですが、当時のカタログ、その後の歴史、戦後のVWの歩み、そして今ホビーとしてVWを楽しんでる私たち、それらを繋いでカタログを眺めているととても複雑な気持ちになります。

私はVintage VWではSPLIT以前よりOVAL以降の方が好きなんですけど、それはSPLIT以前のモデルだとどこかでそういう重い雰囲気を感じちゃうためで、輸出が伸びていって華やかさが増していくOVAL以降の方が希望を感じるというか、見たくないものを見なくて済むっていう安心感みたいなのもあったりするんですね。OVALでも55までのステアリングなんかはデザインや色があのカタログのような重い雰囲気を感じるので56以降の方が好きだし。

今回の付録はいろいろ考えさせられました。

 

あと・・・・・

Long Beach Classicsのイベントレポートは自社主催なんだからもっと大きく扱ってくださーい(笑)

ページの半分って小さすぎですよぉ。

ま、新潟から参加の3台が揃って載せてもらえたからいっか(笑)。