2016年・始動 Part2

昨日は天気も良かったのでOVALに続いてスポーツスターも初始動。

帰ってきてから1ヶ月くらい放置しちゃいましたね。

ガッツリ厚着して、スポは入念に暖気。

久しぶりだってこともあるけれど、クラッチの軽さにあらためて驚き。

天気がいいとはいえ寒いことには違いないので軽めに近所を走ってきました。

 

スポーツスター

 

久しぶりのスポーツスターはやっぱり気持ちがいいですよ。

信号待ちからスタートして加速していくパルス感がメチャ楽しい。

自分のバイクなのに「スポーツスターってこんなに楽しかったっけ?」と思うくらい。

あとはもうちょっと暖かくなればもっと気持ちよく走れますね~。

 

で、せっかくなのでこの冬に行った改良のインプレッション。

 

まず1つ目は改良のきっかけにもなったセルモーターからのオイル漏れですが、これはパッキンを交換して以上終わり。パッキンも元々付いていたのから改良されているらしく、そもそもあまり漏れるところではないそうなんですが、これで当面は心配ナシでしょう。

 

2つ目はクラッチの更なる軽量化。購入時からMRCが付いててノーマルよりは軽かったクラッチもヘタレな私の左手にはやや負担があるので、セルモーター周りをバラすついでに(ついででもないんだけど)ダイヤフラムスプリングを変えてみました。

リジスポの頃は1200も883もダイヤフラムが共通だったのが、ラバーマウントになってからは排気量に合わせたプレッシャーにそれぞれ専用化され、2006年からは更に軽く変更されたそうなのですが、この2006年以降のダイヤフラムスプリングがリジスポにもそのまま使えるそうなんですね。

ということで、ダイヤフラムスプリングは2006年以降の883用に交換して、あまりいいウワサのないMRCはダイヤフラム交換でいい結果が出なければ外してしまおうかと思っていたのがラッキーなことに問題なく使え、ミスミレバー+MRC+ダイヤフラムスプリングでスポとは思えない激軽クラッチになりました。

あとはVPもプラスするって選択肢もありますけど、たぶんこれで充分じゃないですかねぇ。

もし機会があればスポ乗りの方はウチのスポのクラッチ握ってみてください。スポ乗りなら笑っちゃうくらいに軽いですよ。1200だとまた多少変わると思いますが、クラッチの重さに悩んでる方は試してみる価値アリです。

 

そして3つ目は1速の改良。巷では「1速ガチャン病」とか「1速カコン病」とか言われている、1速に入れて走り出したあとからギアがガチャンと入りなおすあの症状。全てのスポが抱えてるわけではないようで、4速時代とラバーマウント以降はあまり聞かないので5速リジスポ特有のようですが、結構な頻度で発生するスポの持病とも言える現象です。ウチのスポにもこれがあって、毎回じゃないにしてもあまり気持ちのいいものではないので、ダイヤフラム交換のついで(これもついででもないんだけど)に改善できないか相談してみました。

で、これもいろんな方やショップがあれこれ対策してるんですが、結構やり方がバラバラで、どれも完全に正解でもなければ完全に間違いでもないって微妙な感じなんですよ。結果的に症状が出なければアプローチは何でもいいんでしょうけど、どうも根本的な解決にはなってないようだということで、今回はそこを根本的に解決してもらいました。

やり方は・・・・ショップのノウハウ流出になってしまうかもしれないのでここでは具体的な内容は書きません。ヒントとしてはシフトドラムを本来あるべき姿にしてあげる、という感じでしょうか。たぶんわかる人はこれだけでわかるでしょう。同じく1速ギアでお悩みの方はCORE CREWさんに相談してみてください(ネタの聞き逃げみたいなことはしないようにね)。

そしてこの改良の結果、昨日走った間に症状は一度も出ませんでした。これがあるとないとで楽しさは格段に違いますね。

シモンさん、ありがとうございました。

 

見た目はまったくのノーマルなのに確実に進化していく私のスポーツスター。

次は何をしようかな・・・・・。