LET’S PLAY VWs 33

本屋に行くヒマがなかなかなさそうだったのでネットで頼んだら今日やっと届きましたよ、LET’S PLAY VWs 33。

今回は年に一度のお楽しみ、キャルルック特集。中でも興味が高かったのが特集の「TURBO MANIA」です。
しょっぱなでいきなりエディターさんのOVALが出てきたのには笑いましたけど、日本ではなかなか普及してないターボは当然それに関する記事も皆無な状況の中、ターボの特集をやるなんて、やるねガッツさん(-_☆)
できればもう何台か、更にできれば日本国内のネタがあるとターボ化を考えてる人には非常に参考になったのではないかというところではありますが、まぁ現状を考えると海外ネタに頼らざるを得ないのは仕方ないですね。日本のショップもターボに取り組んでみればいいのに。プレゼンテーションの仕方によっては需要あると思うんだけどなぁ(少なくとも新潟に一人はw)。

しかし、ターボが普及しない理由は「フードが閉まらない」ってのが大きいですよね。
よく見るのはタービンがエンジンルーム内(エンジン上部)にドカーンと鎮座しててタービンやエアクリーナーがフードに干渉するため浮かすか外すかしないとダメなパターンが多くて、アメリカなんかじゃフードを完全に外してライセンスはバンパーにリロケート、蓋から開放されたエンジンルームはどうだ!と言わんばかりのバズーカ砲みたいなエアクリを突き出してたりしますけど、アレは日本じゃさすがに難しいですよねぇ。以前、VW用スーパーチャージャーが販売されてた時期もありましたがアレも構造上リアフードは閉まらないのでやっぱりその辺りが普及しなかった要因の一つではないかと思います。30代以上の方にはリアフードの上側を浮かすのがキャルルックのアイデンティティ的なところもあるでしょうが、閉められるのを浮かせてるのと、仕方なく浮かせてるのでは大きく違います。昔、某ショップの社長さんから頂いたコンバチについてのありがたい説法「開けられるけど開けないのと、開けたいのに開けられないのは全然違う」(激しく同意)と同じですね。

で、それと異なるものとしては24Pに載ってる’63でも使ってるタービンをエプロン内にレイアウトするパターン。エンジンチンから上だけ見ればキャブに繋がるパイプ以外は普通のツインキャブエンジンと同じ感じです。日本じゃ今のところ現物見たことないですけど、アメリカのイベントの記事とかではこのレイアウトのターボをたまに見ますね。
前から気になっているんですけど、CB Performanceにも同様のレイアウトのターボキットがあって、しかもコレはキャブではなくFuel Injectionです。

CB Performance Hideaway Turbo

興味があるとか言いながら、タービンとキャブ(FI)との距離の違いにどんな影響があるのかとか、ポン付けじゃなくてカムもターボカムにしないとダメなのかとか、まるでよく知らないちんぷんかんぷんおバカさんな私ですが、コレならフードもちゃんと閉められるし、インジェクションで年中イージードライブだし、1776ccでも13秒台イケそうだし、ヨメさんにも気付かれないかもしれないし(?)・・・・なんて、頭の中で妄想ワールドが繰り広げられます。エンジンルームの狭いOVALでもボディカットナシで付けられるなら2リッター組むよりオモローな気がしない?

ただ・・・・いかんせん情報が無い。CBってのが微妙に怖いし(笑)
ドルがこれ以上高くなる前に誰か人柱・・・・・って、お前がやれですね、はい。