ウインカースイッチ

先日、某ディーラーにてHDの新型車「STREET750」を見てきました。

実物は写真で見る以上にコンパクトな印象。実際の大きさもリジットマウントスポとさほど変わらないくらいかもしれません。ただやっぱりエンジン前に鎮座するラジエターが・・・ねぇ。違和感拭えないと言うか、これなら国産でもいいかなって思ってしまいます。走りに関してはそこそこ評判いいような話も聞くので、暖かくなったら一度試乗してみたいですね。

で、ショールームに展示されているSTREET750を眺めていると

ウインカースイッチ

あれっ、ウインカースイッチが集中型になってる・・・・。

国産やヨーロッパ車に乗ってる方は知らないかもしれませんが、HD現行車はビッグツインもスポーツスターもウインカースイッチが左右で独立しています。右ウインカースイッチはハンドルの右側、左ウインカースイッチはハンドルの左側、両方同時押しでハザードになります。

これがまぁ、慣れないと使いにくい。

特に右ウインカーは加速しながら右車線に合流する時なんかはアクセル捻りながらスイッチ押さなきゃいけないし、さらにHDってハンドルバーがインチバーで国産よりもグリップが太く(最近のグリップは少し細くなったようですが)、この時期に冬用のブ厚いグローブしてるとすげーやりにくいんですな。ウインカーのオートキャンセルなんて機能付ける前にこの使いにくい左右独立スイッチをなんとかせいっ!と乗る度に思います。アメリカ人って考えることがヘンだよね(笑)

それがSTREET750では一般的な左集中型のスイッチになって、よく見るとハンドルバーも細いミリバーになってるんですね。一説にはヨーロッパやアジア市場を意識してのことらしく、コレなら確かに国産から乗り換えても違和感は無いでしょう。

いずれ空冷Vツインでもミリバー&集中スイッチに変わっていくんですかねー。

 

で、私と同じように右ウインカースイッチで困ってる人はいないもんかねーと古いスポの本を眺めていたら、こんなのがありました。

ウインカースイッチキット

DAYTONAのウインカースイッチキット。コレに交換すると左集中型にできるんですね。やっぱり同じように思ってた人がいて、やっぱり痒いところに手の届くパーツが出てるんだね~と関心していたら、実はこのパーツ、既に廃盤。日本人なら必須じゃないかと思うパーツも、スイッチ変えちゃうような人はもっとコンパクトなチョッパー系のスイッチを選ぶのかもしれません。

そんなニッチなパーツですが実はオークションでデッドストックを発見して既に入手済み。人気がないのか、そもそも誰も知らないのか、他に入札もなく定価の半値で落札できました(ナニゲにけっこーなお値段なの)。

暖かくなったらこのスイッチにチェンジして、スマートに右への車線変更をキメたいと思います(^-^)