STREET VWs Vol.61

さてさてストヴイの最新号が出ました。
今回は久々のカルマンギア特集ということで、前回が2003年のVol.32ですから実に5年ぶり!のカルマンスペシャルです。
Type-2特集は各誌頻繁にやるんですけどねぇ・・・・。

今回の特集の中で1番のお気に入りはやっぱり黒の63クーペでしょうか。

インテリアやエンジンルームもセンス良くキマってて、レース臭くないクリーンな仕上がりでGoodです。
(コレで12秒前半だってんだからねぇ)

この63もそうですが、最近目に付くのはCB Performanceのインジェンクションを採用するクルマが増えたな~ということ。
キャルルックと言えば「48IDA」こそがキングofキャブレターに君臨し、私もよく「IDFじゃ真のキャルルックじゃねぇ!」と茶化されますが(汗)、以前よりIDA至上主義が薄らいだように感じるのは時代なのでしょうか。
私自身もそれほどIDA信仰が強いワケではないので、セッティングや排ガスのクリーン化などインジェクションのメリットが多いようなら機会があれば試してみたいところです(コストは・・・・・汗)。

あと、忘れちゃいけないのが今回の「オヤジオーナー物語」。
ロアールモータース代表のYさんは・・・・・そうです、悲願の初優勝を決めた昨年のPRA SUMMER NATIONALSのファイナルラウンドで私の隣のレーンに並んだのがYさんです。
あの時はラッキーで勝たせていただきましたが、ブレイクアウトするほどのYさんの走りはその年(55歳!)をまったく感じさせない熱いものでした。

そうなんです。
20代の参加者も大勢いるのに、あの時決勝に残ったのは37歳と55歳のオッサンだったんですね~。

20代でも50代でも等しく勝てるチャンスがあるのがドラッグレース、そしてブラケットクラスの面白さ。
それにロアールの皆さんはいつも大勢で参加していてピットの周りもなごやかで、チーム全体でレースを楽しんでる雰囲気がすごく伝わってくるので、私はそういうスタンスをいつも羨ましく見ています。

レースというと「勝ち負け」が全てでなんだかピリピリした雰囲気を想像しがちですが、PRAは案外そうでもないんです。
もちろん勝てば嬉しいし負ければ悔しいのは当然ですけど、勝ち負けの前にまずは「レースを楽しむ」こと!
子供も大人もオッサン(笑)も、遅いクルマも速いクルマも、近くの人も遠くの人も、自分の身の丈で楽しめるのがPRAです。

VWOCNでもロアールさんみたいな感じで走らない人も楽しめるように盛り上がってくれるといいんですけどね~。

Yさん、今年もトーナメントで当たることがあるかもしれませんが、今度こそは実力で勝たせてもらいますからね~~~!!