Klassisches VW Treffen in Japan

この前FLAT4さんから告知があった「Klassisches VW Treffen in Japan(クラシシェス・フォルクスワーゲン・トレッフェン・イン・ジャパン)」

タイトル通りヴィンテージVWオンリーのイベントです。
ストヴイ最新号でもNAOさんがイベント開催に至るまでのコラムを寄稿していましたね。

いやー、これは事件ですよ。
こんなイベントが日本で開催されるなんて。

だってエントリー対象車種がType-1はOVALまで、カルマンは角テールまで、Type-2はリブバンパーまで、しかもストックハイトとストックホイールじゃなきゃダメだなんて、アメリカやヨーロッパではヴィンテージオンリーのイベントは珍しくないですけど、日本でこんな狭い範囲に限定したイベントは過去にありませんもん。

私がVWに乗り始めた今から20年くらい前、それまでは国内の高年式ディーラー車を6Vルックに改造するのが主流で本物のヴィンテージVWなんて早々お目にかかれなかったその頃から徐々にアメリカから平行輸入が活発になり、それから時を経て今じゃヨーロッパからも貴重な個体が日本国内に入ってくるようにはなっていますけど、オリジナルのヴィンテージVWで、しかもここまで古い年式なんて国内にそんなに多くはないはず。興業的に考えたらせめてType-1なら67まで、Type-2ならアーリーまでと括るのが普通のところを、こんな大胆なイベントを日本でやるなんてやっぱり事件ですよ。

OVALまでをヴィンテージと括る(という風にも捉えられそうな)のに反感を持つ人もいるかもしれません。ファクトリーペイント、ファクトリーインテリアのフルオリジナルビートルなのに1958年式であるがためにイベントにエントリーできない・・・・・理不尽と言えば理不尽かもしれません。でもそういう括りのイベントがあってもいいと思うんですよ。敷居の高いイベントはエントリー車のレベルを上げるし、エントリーしようとするオーナーのモチベーションも上げるかもしれません。「いつかはあのイベントにエントリーしたい!」と自分の理想とするヴィンテージVWを探す人、車高が落とされエンジンも換装されたOVALをオリジナルにレストアする人、そういう方も出てくるかもしれません。

全てのVWを対象にしたビッグイベント「Street VWs Jamboree」、カスタマイズカーの祭典「HOT ROD Custom Show」、ローダウンされたVWのみの「low life VW meeting」、ドラッグレースイベントの「PRA」、周回レースの「Y’s CUP」、充実したスワップミートが魅力の「FLASH BUGS MEETING」・・・・・。
それぞれに個性・特色があって、自分の好みやスタイルで行くイベントを選べるなんて素晴らしいことじゃないですか。

そしてヴィンテージにここまでこだわった「Klassisches VW Treffen in Japan」は日本のVWシーンの新たな1ページを開くきっかけになるんじゃないかと思います。

いずれは河口湖が日本のヴィンテージVWの聖地になるかもしれませんね。

2 Comments

  1. ほんとすごい事だと思いますよ!

    以前から噂はチラホラしてたけど、ほんとうにイベントが開催されるとは!

    去年の今頃だったらエントリーしたんですけどね(笑)

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