Jimny LCV

Jimny LCV

イギリスで2シーター版のジムニー、「Jimny LCV」というモデルが導入されるんだとか。

リアシートはもちろん取り払われ、前席との間はパーティションで仕切られ、フラットになった荷室は4シーター版に比べりゃそりゃ容量拡大なのは間違いないですけど、そもそもジムニーに荷室容量求めるニーズがどれほどあるかという話で、これには2シーターが求められているわけではなく環境規制への対応という背景があるんだとか。

英国スズキはジムニー以外のモデルでハイブリッド車などに切り替えていたのが、環境対応技術がまったく取り入れられていないジムニーは英国スズキとしての平均CO2排出量を押し上げてしまうということで導入が中止されていました。しかし世界的に売れているジムニーをイギリスでも販売したいスズキは2シーター化という方法で乗用車よりも平均CO2排出量目標値が緩い商用車にすることで対応した、ということらしいです。LCVはLight Commercial Vehicleのことでつまり小型商用車という意味ですね。

CO2排出量規制については、乗用車が95g/km以下に対してジムニーは138g/kmで乗用車だとアウト、商用車だと147g/km以下なのでジムニーでもクリア、だそうです。

なんだか・・・・いろいろとムリがある話ですねぇ(笑)

4人フル乗車のニーズは低いと思うので2シーター化が必ずしもマイナスにはならないにしても、いざとなれば乗れるのと頑張っても乗れないのは大きな違い。イギリス人はどう受け止めるのでしょう。それにしたって環境規制はこの先どんどん厳しくなる一方なので商用車として乗り切れるのも一時的なものではないかという気がします。メーカーとしてはエコなジムニーを開発していくべきなのかもしれないですけど・・・・どうなるんでしょうね。

今回はイギリスでの話ですけど、日本も遠からず似たような状況にはなるかもしれません。厳しい規制を押し付けられてるメーカーは大変ですけど、この流れは世界的なもので容赦ありません。もしかしたら純ガソリンエンジンのジムニーって現行モデルがラストになるかもしれませんよね。モーターじゃ味気ない・・・とか言ってられないですし、逆にモーターならではの低速トルクを活かしたクロカンという方向性もあるかもしれないし、トヨタと提携してるスズキなら水素エンジンをラインナップに加えることもありえない話じゃないかも?

それにしても、日本国内の納期が短くならない状況が続いてるのにイギリスの事を気にしてる場合か?という気もします(笑)