バイクデビュー

スーパーカブ

この前、息子が急に「バイク乗りたい」と申しまして、制作していたカブは50cc登録して息子や妻でも乗れるようにしようと思っていたのでちょうど良かったといえば良かったんですけど、小さい頃からバイクに乗る父親を見ながら今までさっぱり興味を示してこなかったのに、急にどうしたことでしょう。

で、カブもナンバー付いたし、いよいよ乗ってみますかと先週の土曜日予定していたのが急にバイトのシフトが入ったとかで一旦延期し、今日は平日で私も仕事だったんですけど、他に適当な日もないので今日、息子をバイクデビューさせました。

一応、その前に簡単なレクチャーはしてあったので、あとは公道に出て実践あるのみ。

スクーターにすら乗ったことない息子も、チャリは普通に乗ってるし、クルマも一応MT免許で取ってるので、クラッチのないカブならなんとか走らせることはできました。ウインカー戻すの忘れたり、シフトアップがギクシャクしたりはあるものの、あのスパルタンなカブをよく乗りましたよ。ま、乗れるバイクがアレしかないんだから選択肢ないんだけど。

できるだけクルマや人の少ない、信号もあまりないルートを選んで、軽くお散歩コースで30分くらいでしょうか。ぎこちない息子の後ろについて走ってきた30分は何だか不思議な感じがしましたねぇ。

私が16歳になってすぐ原付免許を取って初めて乗ったバイクは親戚から借りたロードパルでした。メチャクチャ遅いバイクでしたけど、人間以上の力を生み出す機械で走るという行為が生まれて初めてでしたから、そりゃ~感激しましたよ。今ではロードパルの何十倍もの排気量のバイクに乗っていても、あの感激は私のバイク人生において忘れられない原点になっています。スポーツスターも乗る度にあの時のような感激が味わえるから大好きなんですよね。

息子が今日のバイクデビューでどう感じたかはわかりません。

この先、バイクの免許も取って、自分の乗りたいバイクにのって、彼自身のバイク人生を歩んでいくのか。そのうち息子と二人でツーリングできたりするかなぁ。

案外、すぐ熱が冷めたりして(笑)