エストレヤ終焉

この前、モンキー生産終了という悲しいニュースがあったばかりなのに、今度はカワサキのエストレヤも生産終了というニュースを今朝目にしました。

生産終了の理由はモンキーと同じく排ガス規制への対応ということらしく、1992年とデビューはカブ系エンジンよりずっと新しいものの、設計が25年前の空冷単気筒では21世紀の環境性能を乗り越えるのは難しいということなのでしょうか。

モンキーと同じく、エストレヤも絶対数は多くないにしても決して売れないバイクじゃないんですけどねぇ。

このブログを以前から読んでる方なら私が今のスポーツスターの前にエストレヤの兄弟車である250TRに乗っていたのをご存じかと思います。エストレヤのデビュー当時はあの独特のエンジン左側の造形があまり好きにはなれず、エストレヤに興味はあまり持ってなかったんですが、同じエンジンを積む250TRに乗ってみると非力ながら250ccとは思えないテイストフルなエンジンフィールにすっかり魅了され、手放す時も非常に後ろ髪を引かれる思いをしたものでした。その250TRも2013年にひっそりと生産終了になってしまい、そしてついにエストレヤまで・・・・。

もうね、騙されたと思って乗れるうちに一度乗ってみて欲しいですよ、エストレヤ or 250TRに。全ての人がいいと思うとは限らないかもしれないけど、あのエンジンフィールはきっと目から鱗。正に私がそうでしたから。ホンダやヤマハの空冷単気筒も経験したことありますけど、それらとは全然違います。いわゆる「単気筒らしさ」の感覚で言えばSR400より上かもしれません。ビギナーもベテランも、借りてでもいいから一度は体験して欲しいカワサキの名エンジンです。

カワサキが今後、新世代のエストレヤを作るのか・・・作らない確率の方が高いかなぁ。カワサキに限らず、味のあるエンジンがどんどん消えて、環境性能はいいけど電気モーターみたいな味気ないエンジンばかりになっていくのでしょうか。

もうこのテのバイクで最後の砦はSR400くらいになってしまいました。SRはヤマハにとってホンダのモンキーくらいに重要な位置付けのモデルでしょうから簡単に生産終了にしないと願うばかりですが、そのモンキーですら生産終了となってしまうくらい厳しい排ガス規制への対応となれば、SRもそう長くない運命かもしれません。

バイクが売れない売れないとメーカーが嘆く昨今ですけど、魅力的なモデルがこうもどんどんと無くなっていけばそりゃバイクも売れなくなりますわ。