Super Charger

オフシーズンのこの時期、空冷VW以外の国産やアメ車の本やサイトを見ることも多くて、その中で昨日のMSDインジェクションに続いて最近気になっているのがスーパーチャージャー。

空冷VW用のスーパーチャージャーと言えばかつてDick LandyのKITが日本にも入っていたことがありましたけど、ブツの構成上リアフードを完全に閉めることができず、そのせいかはわかりませんけど日本ではあまり普及しないまま消えてしまった過去があります。

まぁこんだけ大きいとそりゃ収まらんよねぇ。
元々V8に使うブロワーだし。

しかしあれから時は流れ、私もあんまり国産車のチューニングは詳しくないですが、スーパーチャージャーも実は進化していたんですね。

DLIが使っているブロワーはいわゆるルーツ式と呼ばれる繭型の二葉式、今はルーツ式でも三葉式が主流でTRUSTやBLITZは三葉ルーツ式のキットをリリースしていて、スーパーチャージャーと言えばルーツ式を頭に浮かべる方が多いと思いますが、HKSでは遠心式と呼ばれるターボチャージャーの技術を活用したスーパーチャージャーをリリースしているんです。

コッチ側から見ると形はまんまターボですね。
比較対象物がないと大きさがわかんないと思いますが、ギチギチな国産車のエンジンルームにも収まるようにルーツ式に比べて非常にコンパクトなんです。
DLIと比べたら1/4くらいかもしれません。

で・・・・コレなら空冷VWのエンジンルームでも収まるんじゃないかな、と。

スーパーチャージャーならターボのように排気の取り回しを考える必要がないし、ジャドソンやクーラーのコンプレッサーのようにマウントすればリアフードを完全に閉めることもできそう。HKSでハイブリッド1500ccのCR-Z用KITを出してるくらいだから1776ccでも容量的には大丈夫っぽい。マウントや配管は当然ワンオフになるとしても、死ぬほどハードル高くはないかな~・・・・・って、考え甘いかな?

でも、いつかチャレンジしてみたいですね。

どこかのVWショップさん、KIT化してみては~?