カブと背景

新潟市は政令指定都市でありながら中心地以外は相変わらず田舎でして、新潟市の外に出ても山あり川あり海あり田んぼありで、やっぱり概ね田舎であり、古き良き風景・年季の入った建物などが多く見られます。

子どもの頃はそんな田舎がイヤだったんですけど、年を重ねていくとそんな田舎の風景がむしろ好きになっていって、季節の移ろいで変化していく街並みや田畑、大自然の中をバイクで走るのはとても気持ちがいいです。

カブで走りに行った時にもよく写真を撮るのですが、昔のカブというのは昭和レトロな風景にとてもよく溶け込んでまるで違和感がありません。そりゃそうですね、ウチのカブは1996年式と言っても基本的なルックスはC100が登場した昭和30年代から大きく変わらず昭和を生き抜いてきたわけですから、昭和の風景が似合わないワケがありません。

対して現在納車時期未定のクロスカブはカブファミリーであってもそういう趣はまったく異なります。間違っても昭和レトロな風景には違和感たっぷりだし、どちらかと言えばアドベンチャー的なシーンの方がマッチしますよね。クロスではなく現行カブであっても、似たルックスでありながら昭和という雰囲気は薄れてますから、むしろ都会的なイメージの方が似合うのかも。

そう考えると、一口にバイクと言ってもそのバイクが生まれた年代やキャラクターによって溶け込む風景は変わるものだな、と。

カブと歩む道はとっても深いですね。